【IPO】9月は未だ5社のみ。「クモの糸」を扱うスパイバー(Spiber)のIPOは?

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9月IPOは現在5社

先週からIPO銘柄の件数は変わっていません。

現在はまだ少ないですが、年末にかけてIPO件数が増えるのでしっかり準備をしておきましょう。

 

2016年9月IPO

上場日 銘柄名 市場 BB期間 仮条件 公募価格 初値
9/16 ノムラシステム
コーポレション
JQS
(3940)
2016/8/30〜
2016/9/05
9/14 デジタル
アイデンティティ
東M
(6533)
2016/8/29〜
2016/9/02
9/14 カナミック
ネットワーク
東M
(3939)
2016/8/29〜
2016/9/02
9/14 串カツ田中 東M
(3547)
2016/8/30〜
2016/9/05
9/2 ベイカレント
コンサルティング
東M
(6532)
2016/8/16〜
2016/8/22
2100〜
2360円

ベイカレント・コンサルティングの仮条件が決まりました。

  • 仮条件:2100〜2360円

規模が大きいうえに会社自体あまりよくわからないので全力は禁物です。

 

注目の企業スパイバー(Spibe)

スパイバー(Spibe) クモの糸
著作者:stockmedia.cc / stockarch.com

 

『スパイバー(Spiber)』という会社を知っている人は少ないと思います。

山形県に本社がある注目の日本のバイオベンチャー企業です。

この会社がなぜ注目されているのか。それは扱うものが「クモの糸」だからです。

 

クモの糸が商品

クモの糸はだれでも知っていると思います。顔にかかるとまとわりついて、いつまでもとれない感じがしますよね。

クモは自らが出した糸で獲物を捕獲します。時折クモの巣にかかっている虫を見ると大きいものがかかっていて、クモの糸がどれほど強靭なのかわかります。

そのクモの糸に着目したのが、スパイバーという企業です。

この企業は慶應義塾大学から生まれたバイオベンチャー企業です。商品はクモの糸ですが、実際にクモから糸をとったものを商品にするわけではなく、合成したクモの糸の繊維を扱っています。

クモの糸は軽量なうえに鋼鉄の340倍というタフネスさです。アパレルや自動車部品。さらには宇宙素材などへの活用が期待されています。

 

ゴールドウィンが出資

スパイバーのIPOが近いのではといわれた理由の一つに2015年10月、およそ95億円もの第三者割当増資を行ったことがあげられます。国内ベンチャー企業としては大型の資金調達でした。

この増資には、「ザ・ノース・フェイス」を取り扱うアパレル企業のゴールドウィンも30億円出資しています。

そしてクモの糸を使ったプロトタイプが2015年9月に作られました。

スパイバー(Spiber) MOON PARKA

出典:Endeavor – Spiber株式会社

 

スパイバーが開発を進めていた「クモフィブロインベース」のタンパク質素材「QMONOS」を用いたザ・ノース・フェイスのアウタージャケットのプロトタイプで商品名は「MOON PARKA」といいます。

実際にここまで商品も完成していてIPOも近いのではと思われるのですが、スパイバーは赤字が続いています。2009年から2015年まで純利益は赤字です。

上場となると赤字では厳しいものがありますが、マザーズなら可能性はあるかもしれません。ただ規模が大きすぎればマザーズでは楽しみがなくなります。

上場云々は別にして、「クモの糸」というおもしろいものを扱うベンチャーなので、広く世間で使われるような実用可能な商品を生み出してくれることを期待して待ちましょう。

 

(アイキャッチ画像/著作者:Georgie Pauwels)

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