製薬大手のファイザー。次はアストラゼネカの抗生物質事業を買収

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攻めるファイザー

先日、ファイザーがアメリカのバイオ企業であるメディベーションを買収しましたが、休む間もなく買収を続けてます。

 

アストラの抗生物質事業買収

アメリカの製薬会社ファイザーは、イギリスの製薬会社アストラゼネカの抗生物質事業を買収すると発表しました。

支払いは買収手続き完了時に5億5000万ドル。2019年1月に追加で1億7500万ドルを無条件で支払い、総額7億2500万ドル(約730億円)となります。

さらにアストラゼネカは承認獲得や商品化によるマイルストーン(案件が実現したときに支払われる一時金)などとしてて最大8億5000万ドル受け取ることができます。

今回の買収では、アストラゼネカが既に承認を獲得している抗生物質として、「Merrem」「Zinforo」「Zavicefta」のほかに、臨床試験中の2種も含まれています。

抗生物質事業をアストラゼネカが売却したことによって、同社は呼吸器・自己免疫疾患、循環器・代謝疾患、オンコロジーの3つの領域に集中する戦略をとるということです。

出典:[NNA] – Yahoo!ニュース

 

ファイザーはアストラゼネカ買収に失敗の過去

2014年4月。ファイザーはアストラゼネカに買収を打診しました。その額は当時で600億ポンド。日本円で12兆円相当にのぼりました。

アストラゼネカは主力である医薬品が特許切れとなり、不安定な将来性から買収のターゲットと見られていました。

両社は複数のプロジェクトで協力などしており、その関係は深いとされていましたが、アストラゼネカ側はこの案件に拒否を突きつけました。

同年5月。ファイザーはアストラゼネカの買収を断念すると発表。その理由はファイザー側の買収提示額とアストラゼネカ側の希望額に食い違いがあり、その差はおよそ80億ドル程度だったということです。

 

ファイザーモデル

有力な新薬を保有する会社を、その会社ごと買収してしまい収益を上げる手法を「ファイザーモデル」といいます。

今回のアストラゼネカの抗生物質事業の買収は「ファイザーモデル」ではないにしても、先日のバイオ企業であるメディベーションの買収など考えれば、製薬会社の再編に繋がるような大きな動きになるかもしれません。

 

株価の推移

ファイザーの一年の株価推移です。

Pfizer ファイザー

アストラゼネカの一年の株価推移です。

AstraZeneca アストラゼネカ

出典:Yahoo Finance – Business Finance, Stock Market, Quotes, News

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