ジェネリック大手の製薬会社「マイラン。お前もか」価格つり上げ問題

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マイランの価格つり上げ

製薬会社は本当に薬の価格をつり上げるのがお好きなようで。

2015年。アメリカの製薬会社。チューリング・ファーマシューティカルズにはじまり、カナダの製薬会社バリアント。

そして「マイラン。お前もか」。

 

「エピペン」400%つり上げ?

ジェネリック医薬品大手マイランの薬に急性アレルギー反応の応急措置に使われる自己注射薬「エピペン」があります。

このエピペン。2008年は100ドル程度だったのですが、現在は600ドルまで上昇しております。この価格に対して批判が相次いでいました。

ここで登場は米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントンであります。ヒラリーはマイランに対し自主的な値引きを要請しました。

これに対してマイランは8月25日。エピペンの価格自体の引き下げは見送りましたが、発行する割引きカードを患者が活用することで、エピペン2本セットの購入で最大300ドルの値引きが可能となるようにしました。

今回の措置でエピペンを定価で購入してきた患者にしてみれば、自己負担額が実質減ることになります。

ただ、これでは解決になっていません。患者の負担は減りますが、その大半は保険会社や国の保険プログラムが負担することになり、それは巡り巡って、保険料の上昇で行き着くはずです。結局は消費者に負担が行くんですよ。

ヒラリーは、今回のマイランの対応を歓迎するとしながらも「今回の措置では不十分」とばっさり。ほかの上院議員数名からも不十分と見解をしめしたようです。

 

米医薬品業界に批判は続く

バリアント

出典:バリアントの薬価引き上げ、米議会で文書提出命令求める動き – WSJ

 

医薬品の値段つり上げは今に始まったことではありません。とくに、古い薬の権利を買い取って価格を引き上げ利益を得る方法があります。

2015年。アメリカの製薬会社のチューリング・ファーマシューティカルズのCEOだったマーティン・シュクレリはエイズ治療薬の権利を買った際、1錠13.5ドルだった価格を750ドルと55倍に上げて批判にさらされました。

カナダの製薬会社バリアントも同じように価格をつり上げたことがあります。心臓病治療に使われる2つの医薬品の権利を買い取り、価格を500%超と200%超にまで引き上げ批判されました。

ヒラリーは薬価問題に対して2015年ツイッターで、不当な薬価のつり上げは、大統領になった場合見直す。などと発言しました。

これにより、高額な薬価で販売されていたバイオ企業の医薬品の価格が抑えられるのではとの思惑から、ビュンビュン上昇していたバイオ銘柄が大きく調整することになりました。

2016年の大統領選が終わるまでバイオ銘柄への投資を控えたほうがいいのはこういった理由があります。

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