ジョンソン・エンド・ジョンソンがアボットの眼科手術器具事業を買収

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買収額43億ドル

医薬品・医療器具大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が同業のアボット・ラボラトリーズから眼科手術器具事業を買収するニュースが伝わりました。

 

シナジー効果

ニューヨーク時事によれば、ジョンソン・エンド・ジョンソンは9月16日、米医薬品大手アボット・ラボラトリーズから眼科手術向け医療機器事業を43億2500万ドル。日本円でおよそ4400億円で買収するとしました。

ジョンソン・エンド・ジョンソンが買収するのは、アボット・メディカル・オプティクス。2009年にアボットが28億ドルで買収した企業で、それまでの企業名はアドバンスト・メディカル・オプティクスという名の企業でした。

アボット・メディカル・オプティクスは白内障の手術で使用する医療機器などを製造しています。年間売上高は11億ドル。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの眼科分野といえばコンタクトです。「アキュビュー」ブランドとして日本でもよく知られています。

今回の買収が眼科分野ということでジョンソン・エンド・ジョンソンのコンタクトレンズの開発・研究など、シナジー効果が期待されそうです。

 

コンタクトで強み

ジョンソン・エンド・ジョンソンのコンタクトレンズ「アキュビュー」。

使用した人にはわかると思うのですが、さすが世界の企業という感じでその品質は間違いありません。

「アキュビュー」コンタクトは薄く作られており、非常にやわらかいです。目にも付けやすく、そして付けているときのゴロゴロした感覚はあまりありません。

ただ、ここ最近は「アキュビュー」の料金が高くなっています。

1dayのソフトを使用しているのですが、割引はされていません。以前と比べても1000円以上高くなっています。

あまりの料金の跳ね上がりが気になり、店員に理由を聞いてみたのですが、メーカー側の要望らしいのです。

そこで国内メーカーのコンタクトが安かったので試しに使ってみました。

違いがわかるぐらい厚さがあります。さらに硬いです。わたしの場合装着しにくいほどでした。鏡の前で何度もコンタクトと格闘しなければ付けられないときもあります。装着できてもゴロゴロ感があり、再度付け直すこともしばしば。それほど違いがあるのです。

「安いには理由がある」とはよく言うものです。

 

3事業の分離

以前、アメリカ株投資で初心者におすすめの銘柄としてジョンソン・エンド・ジョンソンを紹介しました。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの事業の柱は3つあります。

  • 一般消費者向け製品
  • 医薬品
  • 医療用機器

これらは『医』としての大きな枠組みでの関連性はありますが、詳細に考えれば違います。

コンタクトやバンドエイドの消費者製品。

薬なので医薬品。

手術を行う機器。

関連性があればいいのですが、あまり関連性がない事業同士が同じだと、どこかの部門が足を引っぱった場合、別の部門の利益に影響を与えてしまうことになります。

シナジー効果を最大限に発揮するには事業分離の選択肢もあるかもしれません。

 

好調を持続

ジョンソン・エンド・ジョンソンは好調です。

2016年7月に発表した第2四半期の決算では、2016年通期利益・売上高予想を上方修正しました。

とくに医薬品部門が好調で、利益予想ではアナリスト予想を上回りました。関節リウマチ薬「レミケード」などの主力医薬品の売り上げが伸びました。

ジョンソンエンドジョンソン JNJ 株価

出典:http://finance.yahoo.com/quote/JNJ?ltr=1

2016年9月18日の株価の推移。

 

(アイキャッチ画像/出店:http://www.jnj.com/

 

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