消えるアプリ『スナップチャット(スナチャ)』。利用者急増で成長は続く。

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スナップチャット(Snapchat)

 

アイコンはお化け。

すでに日本でもおなじみのメッセージが消えるアプリ『スナップチャット』。

若干26歳の若さで創業したエヴァン・スピーゲルCEO。利用者の急増とともに成長も加速中。消えるどころか存在感は増すばかりです。

 

成長はフェイスブック以上?

フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、LINE。メッセージアプリを提供している企業は多くあります。

アメリカ、カルフォルニア州に本社を置くスナップチャットも写真や動画を共有するベンチャー企業です。

すでに世界中、さらには日本でも利用者が急増して人気がでています。

その特徴は、

  • 写真や動画を個人やグループに送信できる
  • 写真や動画が加工できる
  • 1秒から10秒で観覧制限ができる

スナップチャットの最大の特徴は最後にあげた非永久保存型のアプリということです。ようするに「時間が経てば消えてしまう」。これが今までのアプリと違っています。


HOW TO USE SNAPCHAT FOR BEGINNERS – Snapchat Tricks and Tips

 

一般的な考えなら「過去の記事を読み返せる」のが普通でしたが、「消えてしまう」という、これまでの流れでは考えられなかった斬新なアイデア。または「消える」ことで「いいね!」や「シェア」など、他者から評価されないことの気軽さで人気になったとも言われています。

ユーザーは1.5億人とツイッターを上回り、ビデオの再生回数は毎日100億回といわれています。ユーザーの7割ちかくは34歳以下で、とくに女性の割合が多いと言われています。

その成長はSNSの雄フェイスブックをしのぐとも言われています。

一日当たりの利用者は2014年6月で5900万人でしたが、2016年6月には1億5000万人にのぼると言われています。時価総額も180億ドル。日本円で約1兆8500億円で、その成長ぶりはフェイスブックをしのぐとも言われています。

成長とともにスナップチャットはニューヨーク支社の従業員を2020年までに160人から2.5倍ほどに増員させる計画です。

出典:http://www.weekly-economist.com/

 

買収失敗。牙をむく雄

2012 年末、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグは「消える」というアイデアに感心を持ち、スナップチャットのエヴァン・スピーゲルにメールを出しました。

マーク・ザッカーバーグ:
知り合いになりたいからメロンパークに来てよ
エヴァン・スピーゲル:
ぜひ会いたいね。そっちが来るならだけど

エヴァン・スピーゲルはマーク・ザッカーバーグに負けず劣らず生意気みたいです。

フェイスブックは2013年にスナップチャットに30億ドルで買収の提案をしました。しかしスナップチャットのエヴァン・スピーゲルCEOはこの提案を軽くあしらって拒否しました。

スナップチャットの勢いは衰えるどころか、次々に新機能を追加しています。それをマネをする企業があとをたちません。

出典:http://forbesjapan.com/articles/detail/6371

 

ツイッター

ツイッターは2016年6月、アプリ内で自撮りした顔に動物などのマスクを重ねて加工できる「ステッカー機能」を追加しました。


#StickTogether: Introducing #Stickers on Twitter

 

この機能はスナップチャットだけではなく、ほとんどのSNSで使用できる機能ですが、ツイッターはこのステッカー機能にハッシュタグを持たせました。

たとえば「アメリカ大統領」という話題を知りたい場合、フェイスブックやツイッターでハッシュタグを入力して検索すればさまざまな人の意見が見られます。

ツイッターはその機能をステッカーでできるようにしました。「ビジュアル・ハッシュタグ」というものです。

たとえばサッカーボールのステッカーをタッチすることで、そのステッカーが使われている画像を検索できるようになります。

今後、この機能が一般的になるかわかりませんが、新しい試みです。

LINE(ネイバー)

LINEの親会社である韓国ネイバーは、2015年10 月に「スノー」。

LINE自体も2016年5月に「egg(エッグ)」という50種類を超える3Dマスクアプリをリリースしました。

LINE eggエッグ


egg – Hilarious & Cute Filters (Action Selfie Cam)

 

フェイスブック

フェイスブックはスナップチャットの買収失敗からか明らかにスナップチャットを潰したいようです。

2014年、フェイスブックはスナップチャットと同じような消えるアプリ「Slingshot」を開発、リリースしました。しかし長くは続かず2015年にサービスを終了。

2016年3月、自撮り動画にフィルターをかけて、顔を加工できるアプリ「MSQRD」を買収。


App Masquerade MSQRD – Testando os efeitos – Very Funny – Julia Silva

 

さらにフェイスブックは2016年8月、傘下のインスタグラムに画像や動画をストーリー的にスライドショーとして投稿し、24時間で消える機能「Instagram Stories」という機能を追加しました。

これはスナップチャットが2013年から提供している「ストーリーズ」と酷似している機能です。

vimeo.com

 

覇権争い

次から次へと新しいアプリが開発され、古参の企業がその機能を真似たりと、SNS、メッセージアプリの覇権争いは留まるところをしりません。

勢力を維持したいフェイスブックなどの巨大IT企業と、一時期の勢いが失われたツイッター。そして勢力を拡大したい新興のスナップチャットやLINE。

盛衰激しいSNSで生き残るのははたしてどこなのでしょうか。

 

(アイキャッチ画像/出典:Snapchat

 

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