10月末からはじまる『黄金の180日ルール』が今年もやってきました

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180日のアノマリー

 

株や為替の世界にはアノマリー(法則)があります。

10月に株価は暴落するのか。毎年言われるアノマリーで2016年は?
2016年も残り数カ月となりました。年初から株価の下落がはじまり、為替では円高になりました。日銀のマイナス金利導入。イギリスのEU離脱などの出来事がありました。さ...

 

9月、10月は株が下落しやすかったり、5月に売れ、という「Sell in May」だったりと、投資家には気にしておかなければならない法則があります。

『180日ルール』もその一つです。10月末に株や為替を買っておくというものですが、どのようなことなのでしょうか。

 

180日ルール

「180日ルール」とは10月末に買って翌年の4月末に売るというものです。

180日ルール SP500

 

画像はアメリカを代表する指数SP500の5年間の株価の推移です。

赤い矢印がありますが、ローソク足の下は10月。上は4月になります。矢印はおおよそ10月と4月付近を指していますので厳密な「10月末」「4月末」ではありません。

見ていただくとわかりますが、10月に買って4月に売った場合を確認してみると全体的に株価は右肩上がりとなっています。

逆に4月から10月までは期間中は上下しているものの、チャートは平坦なものになっています。

個別銘柄による違いですべての銘柄が上昇するわけではありませんが、全体的な相場としてはアノマリーが高い確率で当てはまります。

180日ルール ドル円

 

画像はドル円相場です。

こちらもさきほどのSP500と同じように矢印で表しました。

やはり「10月買い4月売り」のアノマリーが高い確率で当てはまります。ただ2015年10月から2016年4月は当てはまっていません。

こちらでは掲載していませんが、日経平均も例外ではなくアノマリーが当てはまっています。

画像表示の都合上、SP500、ドル円チャートとも5年間ですが、さらに長期で確認しても高い確率で当てはまっていますので気になる方は調べてみてください。

ただ、相場に絶対はないので注意してください。アノマリーがはずれて大きく下落している年もあるので投資の際はしっかりとリサーチしてください。投資に無理は禁物です。

 

なぜ180日ルールは高確率?

なぜ180日のアノマリーは上昇相場になるのかは明確な理由はありません。

ただ先日の記事で書いた、9月10月がヘッジファンドの決算月が多いのも理由の一つかもしれません。

わたしの考えではヘッジファンドの資金調達で売られた株が一服ついて、再び買われるからだと考えていますし、また4月までと言われているのは「Sell in May」というもう一つのアノマリーがあるためだと考えます。

「Sell in May」

これはその名の通り、

5月に売れ!

というアメリカでのアノマリーですが、これにも明確な理由はありません。5月から9月あたりまで株価がもたつくので、この期間は売っておいたほうがいいということです。

先にあげた画像チャートで確認してもらえればわかります。「180日ルール」の逆ですね。

このようなアノマリーが信じられていることが、相場を動かす原因かもしれません。

 

高い確率へ

相場を予想できればだれもが儲けることができます。

しかし株や為替に「絶対」はありません。長期的には高い確率で予想できても、短期的には上下を繰り返しているので「相場の先行きを当てる」ことは賭けに近いです。

確率で考えるなら「こうなる」という可能性が高いほうの確率に賭けたほうがいいわけで、アノマリーが高い確率で当てはまるなら、そのアノマリーに従ったほうが利益が出やすいのです。

投資の神様であるウォーレン・バフェットも銘柄選びを詳細に行い、そして「これ」と思える銘柄を購入。長期・永久保有の投資スタイルで莫大な利益を得ました。

なんでもかんでも長期保有がいいかは別として、100年以上の歴史あるアメリカ市場はずっと右肩上がりなのです。アメリカ市場にとって長期保有は利益を高確率で得る一つのアノマリーなのです。

 

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