九州旅客鉄道(JR九州)が10月25日上場。初値は3100円

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JR九州上場

 

九州旅客鉄道が10月25日上場を果たしました。JR九州です。

JRの上場は東日本、東海、西日本と、これで4社目になります。上場規模も巨大で、2015年11月の郵政グループ、2016年7月のLINEに続き注目されました。

その初値は。そして今後はどうなるのか。

 

JR4社目

10月25日、東証1部でJR九州は上場しました。

公開価格は2600円。同値に差し引き2200万株程度の買い注文を抱えてスタート。そして9時30分すぎに初値がつきました。公募価格より19.2%高い3100円でした。

寄り付き直後はIPO銘柄らしくその日の高値となる3120円まで上場しましたが、その後は売り圧力に押される展開になりました。

終値は初値比110円安の2990円でした。

チャートは10月25日のJR九州の5分足です。

JR九州 株価

 

売買代金は2736億1071万円で東証1部のトップとなりました。また出来高は、みずほフィナンシャルグループに次いで、9025万8400株の2位でした。

JR九州の上場で、JRはすでに上場している東日本、東海、西日本の3社に続き4社目となり、また「3島会社」と言われるJR九州、四国、北海道から悲願の上場となりました。

しばらくはJR九州株で市場も盛り上がるかもしれませんね。

 

課題は山積み

華やかに上場したJR九州ですが、上場ゴールでは困ります。

JR九州も含め、3島会社の経営は厳しい状態です。

JR九州は2011年に九州新幹線が全線開通して業績拡大に期待がもたれました。さらに趣向をこらした豪華列車のクルーズトレイン「ななつ星」などで多くの観光客の注目を集めています。

しかしJR九州は、1987年の民営化以来、鉄道事業で黒字になったことは一度もありません。

東京や大阪などの大都市と違い、島国は人口減少が大きな問題になっています。地域によっては走らせるだけで赤字となる赤字線を抱えており、状況はこれからも厳しくなる一方です。

ただ、JR九州は2017年3月期、はじめて黒字化となる計画で、今回の上場を実現しました。これは国からの支援、公的資金をうまく会計処理したことで可能となりました。

 

不動産の強み

JR九州は鉄道事業では赤字ですが、不動産事業は安定して収益をあげており、200億円以上の営業利益を稼いでいます。

私鉄は路線と街を一体で作り上げる計画が多いですが、JR九州も駅ビル不動産や大型商業施設の運営。さらにはホテルなど幅広い事業を行っている点は強みです。

 

上場がスタート

無事に上場を果たしたJR九州ですが、先にも述べたように、上場ゴールにならないようにお願いしたいものです。

2015年11月に上場した日本郵政グループの3社は、上場直後は株価が上昇しましたが、2016年は急落、現時点で公募価格を下回ったままとなっています。

JR九州には先のJR3社に負けず、3島会社のトップとして頑張ってもらいたいものです。

 

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