FOMCは利上げ見送り。このまま順調に進めば12月に利上げ濃厚

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利上げ見送り

 

アメリカ大統領選前の注目イベントFOMCが終わりました。11月2日まで開催されていたFOMCでは金利据え置きが決定されました。これは予定通りでした。

この結果を受けて12月の利上げ路線は濃厚となりました。

 

クリントン氏勝利なら利上げ?

11月2日まで開催されていた連邦公開市場委員会(FOMC)は現状維持を決定しました。

決定に際して、カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁とクリーブランド地区連銀のメスター総裁が「即時利上げ」を主張し反対票を投じました。

前回のFOMCでは先にあげた総裁に加えて、ボストン地区連銀のローゼングレン総裁の3人が反対票を投じていました。

しかし今回反対票を投じなかったのは、時期が重なるアメリカ大統領選を考慮した結果だと思われます。

今回の声明文では、

「利上げの根拠は引き続き強まったと判断するが、当面は目標に向けた進展に関するいくらかの証拠を待つことにした」

と伝えました。

ロイターやニューヨーク・タイムスは声明文から、12月の利上げに踏み切るハードルは低い。慎重ながら利上げの可能性を強めた、と伝えました。

アメリカ大統領選の結果がクリントン氏勝利に終わり、これから発表される経済指標につまずくような数字がなければ、12月13、14日で開催されるFOMCで利上げが決定される可能性が高まりました。

 

トランプ氏ならば据え置き

万が一、アメリカ大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利した場合、FRBの利上げは黄色から赤信号に変わるかもしれません。

トランプ氏はこれまでFRBの政策に対して批判的で、もし大統領になればFRBのイエレン議長を変えるなどと発言しています。

またトランプ氏は政策面でも不透明感が強く、移民問題や外交リスクなどの懸念から金融市場が揺れ動く可能性があります。

これらを踏まえれば、トランプ大統領が誕生した場合、12月の利上げは見送られる可能性があります。

さて、2016年12月利上げの可能がどれだけあるのか、いつものようにCMEのフェドウォッチで利上げ確率を見ておきましょう。

CME FF

出典:Countdown to FOMC – CME Group

 

2016年11月3日時点で、71.5%となっています。依然高い数字です。

 

(アイキャッチ画像/著作者:ePublicist)

 

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