フィリップ・モリスがたばこ販売をやめる? BATはglo(グロー)

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大手は電子たばこ市場へ

 

たばこ世界首位のフィリップ・モリス・インターナショナルが、いずれはたばこ販売をやめる可能性があることを示唆しました。電子たばこに舵をきるようです。

フィリップ・モリスは電子たばこの「IQOS(アイコス)」を販売しており、この分野では先駆的な立場にいますが、ライバル企業もあとを追っています。

 

IQOS(アイコス)へ注力

「マールボロ」ブランドで知られるたばこ大手のフィリップ・モリスは電子たばこのIQOSを販売しています。その人気から本体は売り切れ状態。需要に供給が追いついていません。

11月30日、フィリップ・モリスがたばこ販売をいずれやめる可能性があることを示唆、ロイターが伝えました。

フィリップ・モリスは同日、IQOSを英国市場で導入することを発表しました。フィリップ・モリスUKのマーティン・インクスター氏は、

「最終目標はたばこ販売を徐々に減らすこと」

「フィリップ・モリスが市場でたばこを売らなくなる未来をわれわれは確かに見据えている」

と語りました。

フィリップ・モリスは年間8700億本以上のたばこを販売しています。

たばこ販売をやめるには政府などの助けを借りて、そのうえ数年かかるということです。

IQOSは日本をはじめ、数十の国で販売されています。

IQOS アイコス

 

たばこの葉を燃やす従来のものとはちがい、電気で加熱し、水蒸気を発生させるものです。水蒸気に含まれる有害物質はたばこの煙の1割未満といわれています。

 

JTは「PloomTECH (プルームテック)」

日本のたばこメーカーといえばJTです。

そのJTも『PloomTECH(プルームテック)』という電子たばこを2016年3月に、福岡市内で限定販売しました。

JT プルームテック

 

スターターキットは通販で購入できるようですが、IQOSと同じように購入には相当待つ必要があるようです(現在は供給を中止しているともいわれています)。IQOSに続いたので二番煎じ的な印象はありますが、電子たばこの人気は旺盛です。

たばことしてはIQOSが従来のたばこに近い味のようですが、PloomTECHはIQOSよりも軽い? みたいです。好みの違いで感じ方は違うと思いますが。

 

BATは「glo(グロー)」

フィリップ・モリスと双璧を成すイギリスのたばこ大手ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は11月8日、日本で加熱式たばこ「glo(グロー)」の販売を発表しました。

JTがPloomTECHを福岡で発売したようにBATはgloを12月12日に宮城県仙台市で発売を開始するようです。

BAT glo グロー

 

gloは特別に加工されたたばこの葉をスティックに凝縮しており、それを加熱することで発生する蒸気(ベイパー)を楽しむようになっています。

電子たばこの分野ではフィリップ・モリスのIQOSやJTのPloomTECHよりもあとの参入となってしまいましたが、BATは先行した二社の供給が需要に追いついていないことを教訓にして十分な供給を行うとしています。

 

飛び出すのはどこか

三社それぞれのキットの値段は、

  • IQOS:9980円
  • PloomTECH:4000円
  • glo:8000円

となっています(注:値段は違う場合があります)。

一番お手頃なのがPloomTECHです。今度発売されるgloはIQOSよりも少し安いです。あとは吸われる人の嗜好でどれがほしいかだと思います。

健康志向が強まる社会になった影響で、昔のようにたばこをいつでもどこでも吸えることはできなくなりました。喫煙者には肩身が狭くなりましたが、たばこも世の中の型にはまるように変化しています。

フィリップ・モリスが従来の紙たばこの生産を将来的にやめていくことは自然の流れなのかもしれません。ただ新興国などでは電子たばこよりも従来の紙たばこが主流なので、フィリップ・モリスがいうように「徐々に」ということになると思います。

どのような形でも需要があればたばこ自体はなくならないですが、たばこ企業の再編はあるかもしれません。

 

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