トランプラリーの幕切れは、NYダウの2万ドルか、政策の骨抜きか

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トランプラリーの幕切れ

アメリカ大統領選後から続くトランプラリー。その駆け足の速さから速い段階で懸念の声があがっていましたが、そのような多くの予想を笑うかのように2016年中は大きく調整することなく終えました。だれもが、この相場はいつまでも続かないと思いながらも相場は上昇を続けました。

下落の恐怖を感じながらも押し目があればチャンスと待ち構えていても、一向に調整の兆しは見えませんでした。

 

目標は2万ドル

節目となる数字はNYダウが2万ドル。ドル円は1ドル120円と考えられています。ただ2016年中はこれを達成することはありませんでした。

2017年になり。NYダウは2万ドル手前に迫っています。2017年1月5日の時点では19940ドル台まで値を戻しました。早ければこの週にも2万ドルをつけるかもしれません。

もし2万ドルをつければ、ここが一旦の節目と考えるのが無難だと思います。一つの達成感です。

一人勝ちのアメリカ経済ではありますが、今の相場はトランプ次期政権への期待感で買われている節がほとんどです。大統領選で高らかに宣言した政策は一つも実行されていません。それどころか1月20日の大統領就任式で期待されている政策への言及があるのかもわかりません。もし路線変更となれば、夢のようだったトランプラリーは幕切れです。

「期待で買い、事実で売る」

今はこの状態です。

 

政策の先延ばし

トランプラリーはトランプ次期米大統領が掲げている規制緩和や減税、さらにはインフラ投資を拡大すると発言したことへの期待ではじまりました。これにより銀行株や建設関連の株は大きく上昇しました。

もしこれらの政策がかけ声倒れに終わったり、先延ばしされるようなことがあれば、市場は失望して株価は下がると思います。

節目の2万ドルからさらに上昇するかしないかは政策実行にかかっていると思います。

 

ドル円も就任式を睨む

ドル高も続いています。坂道を登るように1ドル118円台までドルが上昇しました。一気に節目となる120円まで進むかと思われましたが、118円台前半で上値が重くなっています。2017年1月5日時点ではドル安になり116円台となっています。

ドル高はアメリカにとってはよくないですが、今のところトランプは黙認しています。ただ、トランプ得意の飛び道具であるツイートがいつ飛び出すかわからないので注意が必要です。

ドル円に関しても大統領就任式まで上値は重く、調整もあまり深くはないと思います。
(アイキャッチ画像/著作者:Golden_Ribbon)

 

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