トヨタにも鶴の一声。「おいらは世界のトランプ様だ」

スポンサーリンク

ツイッター砲炸裂

 

トランプ様が日本企業のトヨタを標的にしました。

2017年1月5日、トランプは得意のツイッターでトヨタがメキシコに工場を新設することを批判しました。

「トヨタはアメリカへ向けられるカローラを生産する工場をメキシコに作るっていってるぜ。ふざけるな。アメリカに作れ、アメリカに作れ、さっさと作れ、高い関税をかけるぞ」(筆者の脚色あり)

このトランプ様の鶴の一声でトヨタ株をはじめ、日産自動車、ホンダ、マツダの株価も下落しました。また北米市場で強くメキシコに工場を持っていない富士重工業(スバル)の株価も下落しました。

 

ガクブルの旭化成

翌日6日、メキシコで自動車向けの工場新設を検討している旭化成の社長がインタビューで、

「メキシコへの進出を考えているが、アメリカ国内の拠点拡大もいいかもしれない。新政権の動向を見極める」

と答えました。

 

このインタビューはトランプのトヨタ批判を受けてのものかどうかはわかりませんが、旭化成もメキシコ工場の新設を考え直すような素振りをみせています。

トランプのツイート力は健在ですね。自動車企業に対してトランプはすでにフォードにツイート批判しています。アメリカ企業の批判は、まあわからなくはないですが、他国であるトヨタにまで矛先が向けられるとは。

これってどうなんですかね。トランプのツイートには国や企業もガクブル状態ですが、トランプの一言でなんでもかんでも方向性を変えてたらいかんでしょ。影響力はあるかもしれませんが、しっかりせんかい。

「世界の王様」状態なトランプ、いいかげんツイートで意見言うのやめません。

「大人になれ、ドナルド」

トランプ氏へ「大人になれ」=相次ぐツイートで米副大統領:時事ドットコム
 【ワシントン時事】「大人になれ、ドナルド」。バイデン米副大統領は5日の米公共テレビのインタビューで、ドナルド・トランプ次期大統領がツイッターで挑発的な投稿...

 

スバルが有利?

自動車といえばなにかとトヨタですが、北米市場ではスバルが人気です。

スバルの2016年の年間販売台数は過去最高の95万台以上でした。この成果はアメリカでの躍進も含まれています。

とくに降雪がある北米では4輪駆動SUVに人気があり、『アウトバック』と『フォレスター』が主力です。スバルの特徴である水平対向エンジンと4輪駆動が雪道や悪路でも安定して走行することができます。

世界一の投資家ウォーレン・バフェットもスバリストで愛車はアウトバックです。

出典:http://www.autoevolution.com/news/billionaire-warren-buffett-drives-a-subaru-outback-83661.html

 

アメリカのCOO兼社長のトム・ドールは過去の発言で、

「日本からの供給さえ増やしてもらえれば、3倍の販売も夢ではなかった」

と語っています。

また2016年には、北米工場に5億ドルを投資して、年間生産台数を20万台から40万台へと倍増させるともしています。

アメリカへの投資とメキシコに工場を有しないスバルにとっては、トランプ政権では有利な立場にあるかもしれません。

 

(アイキャッチ画像/著作者:froelichml)

 

スポンサーリンク