メイ首相からトランプへ
トランプ様の大統領就任式が迫っています。
先日の記者会見では選挙戦での公言を繰り返したことと、減税などの政策についての言及はなく、若干の失望を市場に与えました。
さらに会見での姿から、就任間近になっても大統領としての姿とはほど遠い印象があり、暴れん坊ぶりは健在でした。
ドル円は116円から113円台へと下落しました。
またイギリスではメイ首相の演説が行われます。EU離脱の基本方針が話される見通で、場合によってはポンド安が加速するかもしれません。
ドル円
メイ首相の演説で為替がどのように動くか注目ですが、ドル円に関しては1月20日のトランプ就任式まで膠着状態になるかもしれません。大統領就任式でトランプがドル高を牽制するかどうかも気になるところです。
さて2015年5月の高値125.86円から安値となった2016年6月の98.76円を結んだフィボナッチ50%となる半値戻し112.31円が目標となり、これを割り込んだ場合、38.2%となる109.11円まで押すこともあるかもしれません。
