やはり出てきたTモバイル買収の話。有力はスプリントか

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どこが口説くか

 

ツイッター砲で攻撃を繰り返すトラ様。ターゲットにされた企業はトラ様にひれ伏すかのように方針転換。アメリカで雇用を創出し、投資までも約束しています。

大統領になれば少しは変わるだろうと思われていましたが、そんなことはオレ様には関係ないとばかりに次々に大統領令を発令しています。さっさと壁を作れと軽やかにサイン。

そんなトランプ政権で通信業界の大規模な再編の可能性もうわさされていましたが、やはり現実物となりそうです。

 

スプリントが有力

先日、連邦通信委員会(FCC)の新委員長にアジット・パイが就任するのではと伝えましたが、そのことも再編には関係しているかもしれません。

FCC委員長に「ネット中立性」に批判的なアジット・パイ
通信業界再編に加速 アメリカ国内の通信、電波を管理する連邦通信委員会(FCC)の新委員長が決まりそうです。この人事によりアメリカの通信業界の再編がどのように...

 

1月23日にロイターが通信業界の再編について伝えています。

[23日ロイター]JPモルガン証券は、トランプ政権下で米通信業界で大規模な再編が起きそうだとの見方を示した上で、TモバイルUS<TMUS.O>が今後5年以内に他社との合併などの戦略的な取引の対象となる確率が90%あると分析した。

JPモルガン証券によれば、TモバイルUSがスプリント<S.N>と提携したり、ケーブルテレビ事業者に買収されたりする可能性がある。ディッシュ・ネットワーク<DISH.O>が絡む取引、米携帯市場での足掛かりを築こうとする海外企業への身売りもあり得るという。

スプリントは2014年8月、規制当局に阻止され、TモバイルUS買収を断念した。

JPモルガン証券のアナリスト、フィリップ・キュージック氏は、スプリントとTモバイルUSの組み合わせが最も説得力があると指摘。両社の経営統合の確率は現在35%超と、昨年9月の10%から上昇しているほか、発表されれば承認される可能性は70%だとの見方を示した。

TモバイルUSの親会社ドイツテレコムのヘトゲス社長は昨年11月、TモバイルUSの売却に否定的な見解を示しつつも、トランプ政権下での規制環境の変化を見守っていると述べた。

出典/SBI証券

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ソフトバンクグループ傘下の米携帯会社のスプリントはTモバイル買収を一度断念しています。オバマ政権下で承認されませんでした。

FCCの新委員長に任命される可能性があるアジット・パイはオバマ政権での規制には批判的でした。さらに委員が5人で構成されるFCCは共和党系が多くなると思われるので、規制緩和に繋がりそうです。

 

理由なんていらない

ロイターが伝えた通り、ケーブルテレビ事業者も電話会社などの通信企業を買収する可能性もありますが、やはりスプリントが有力だと思います。

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トランプが大統領に決まってから、真っ先に孫さんがアメリカへの投資と雇用創出の手土産を持ってトランプタワーを訪れました。これだけで孫さんはTモバイル買収がしやすくなりました。もし買収提案すれば承認される可能性は十分あります。

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「もっとちゃんとした理由はないのか!」

と言われるかもしれませんが、ちゃんとした理由がトランプ政権に必要ですか。数字を並べて「どれそれがこうだから、こうしなければならない」なんて七面倒臭いことは必要ないのです。

「アメリカで雇用創出! アメリカに投資! アメリカファーストバンザーイ!」

トラ様が気持ちよくなることをしていれば、今のところうまくいくのです。「今のところ」ですよ。

 

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