NSC常任にもスティーブ・バノンを起用したトラ様

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スティーブ・バノンとは

 

トランプを操る裏の大統領とまで言われているスティーブ・バノン。彼はトランプ政権で首席戦略官・上級顧問としてホワイトハウスに入りました。

さらに1月28日、トランプ大統領は国家安全保障会議(NSC)の構成を変更する大統領令に署名し、NSCの常任メンバーにバノンを加えました。

トランプへの影響力を持つと言われているバノンとはどのような人物なのでしょうか。

 

白人至上主義者?

スティーブ・バノンはバージニア州で労働者階級の両親の元に生まれます。ケネディをひいきにしていて、民主党支持者でした。

1970年代後半から1980年代のはじめまで海軍へ入隊しており、太平洋艦隊で将校として勤めていました。

除隊後は大手投資銀行のゴールドマン・サックスでM&A部門に勤務していました。

1990年代にはハリウッドでの映画プロデュースやメディアなどの業界経験もあります。

2012年に保守系オンラインニュースサイト「ブライトバート・ニュース・ネットワーク」の創業者アンドリュー・ブライトバードが亡くなると、バノンが会長となりました。

アメリカ大統領選ではトランプ陣営の最高責任者を務めるためブライトバードを辞めています。

その大統領選では彼が会長であった「ブライトバート」が民主党のクリントン候補に関する陰謀説を多数掲載しました。これが一因かどうかはさだかではありませんが、クリントンはトランプに敗れました。

トランプが大統領に決まり、バノンはトランプからの信頼を得て、新政権が誕生すると、首席戦略官・上級顧問という大きな影響力を持つポストに就きました。

 

バノンは2014年、アメリカのニュースサイト「デーリー・ビースト」の人物紹介記事で、

「私はレーニン主義者だ」

と自称しており、「レーニンは国家を破壊しようとしたが、それが私の目標でもある。私は全てをたたきつぶしたい」と述べたようです。

バノンについては批評家が、彼は反ユダヤ主義で白人至上主義だと批判していますが、本人は人種差別主義者ということは否定しています。

 

同僚からは批難の声も

ブライトバートの元編集者であったベン・シャピロがバノンについて、

「日和見主義的で性格が悪い」

と非難しています。

さらに彼はデイリーワイヤー紙に、

「(バノンは)執念深くで意地悪な人物で、助けてくれた友人のことを悪く言い、敵を脅迫するなど悪名高い」

と語っています。またさらに、

「バノンの野望は自らが権力の座に着くこと。トランプ大統領に『自分は素晴らしい仕事をしている』と伝えるだろう。それこそバノンが政治家や投資家を操る手法です。まずは個人が持つ天才的な資質に投資する。その後、内部からえぐり取るのだ」

とも語っています。

 

右寄りなブライトバードに関わっていたためバノンは反ユダヤ・白人至上主義者と思われているのかもしれません。彼自身は「経済ナショナリスト」であると自称しており、白人至上主義者・人種差別主義者ではないと言っています。バノンを批難していたベン・シャピロもバノンが人種差別主義者であるという証拠はないと断っています。

どのように伝わっても真実は本人しかわからないことです。

 

国家安全保障会議(NSC)

1月28日、トランプ大統領はスティーブ・バノンを国家安全保障会議(NSC)の常任メンバーにする大統領令に署名し、国家情報長官と統合参謀本部議長をメンバーから外しました。

これまで統合参謀本部議長は1949年以来、また2005年に国家情報長官の役職が創設されて以降は国家情報長官も幹部会議の常任メンバーでしたが、これがトランプの大統領令によって外されたということです。今後はそれぞれの管轄範囲に関する議題についてのみ出席することになるそうです。

なお、NSC関係者によれば、ホワイトハウスとNSCが出すほぼすべての文書をバノンが承認、書き直しを命じることもあると伝わっています。

 

やっぱり是か非かなんてわからない

日本に伝わる報道を観ていると、ものすごーくトランプが悪人で、ものすごーくスティーブ・バノンが黒幕のような報道ばかりなんですが、やっぱりね、わからないんですよ。

テレビの画面にはトランプ批判一色で、もうアメリカ中がトランプ批判かと感じてしまうぐらいなんですが、実際はトランプ支持者もいるわけなんですよね。

中東・アフリカ7カ国の入国制限でアメリカの空港は大混乱だ、ていう映像が流れるんですが、この時期にアメリカに移動した人のコメント読んだりすると、「混乱している様子はないです。中東系の航空会社が離着陸しない空港だからでしょうか」なんて書かれています。テレビ画面では確かに混乱してる様子なのですが、場所によって違いがあり、報道だけでは全体像が見えてこないわけなんですよ。

トランプ大統領は好きでも嫌いでもないし、バノンもなんだか憎たらしいやつに見えてくるし、人種差別なんて絶対いかん。だけどもっといかんのは、報道されていることだけをただ信じて、自分の頭で何も考えないことなんじゃないかな。

トランプ政権を評価もしなければ批判もしない
是か非か はじめにことわっておきますが、わたしは政治や経済の専門家でもなければ、そのような仕事もしていません。ごく普通に生活をしている一般人です。20代の...

 

アイキャッチ画像/wikipedia

 

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