50兆円の手土産で日米首脳会談は厚遇? だれか見てきたの?

スポンサーリンク

日米首脳会談

 

2月10日からワシントンで行われる日米首脳会談。

安部首相は2泊3日のアメリカ滞在中にトランプ大統領とゴルフを27ホール。食事を5回共にするようです。日本の報道ではこれを厚遇と報道していますが、だれか未来に行って見てきたのでしょうか。

日米首脳会談では、日米が連携したインフラ投資で米国を中心に70万人の雇用を創出、およそ50兆円の市場を生み出す政策も話し合われるようです。

 

27ホール。5回の食事

日本時間の9日午後に安部首相はアメリカ、ワシントンに向けて出発します。そして現地時間10日にトランプ大統領と首脳会談を行います。

予定としては以下のようになるでしょうか(以下現地時間)。

 

2月10日

  • ワシントン、ホワイトハウスで首脳会談。
  • 大統領専用機エアフォース・ワン搭乗。トランプ大統領の別荘があるフロリダへ。
  • 機内で昼食。
  • フロリダ到着。
  • 夕食。

2月11日

  • 朝食。
  • 午前中に18ホールの1ラウンド。
  • 昼食。
  • 午後に9ホールのハーフラウンド、合計27ホール。
  • 夕食。

 

以上のような予定になっているようですが、これはあくまでも予定であって、ゴルフ、食事のすべてが予定通りとなるかはわかりません。

時期を同じくして、アメリカで大きな問題となっている中東・アフリカ7カ国の入国規制の裁判所判断があるのではとも言われており、状況によっては予定が大きく変更になるかもしれません。

今回の日米首脳会談の内容を受けて一部の日本政府関係者は、

「トランプ政権が日本を重視しているかを表してる」

と見方を示したようです。

 

日本に理解

先日、トランプ政権の閣僚としてジェームズ・マティス国防長官が訪日しました。

彼の『狂犬』というインパクトある異名が先行しすぎて、日本の報道ではトランプ大統領が噛みついた駐留経費負担問題できつい要求があるのではと言われ続けましたが、そんなことは微塵もなく、終始紳士的な立ち振る舞いでした。

ジェームズ・マティス国防長官が来日。『狂犬』てやめません?
暴走を止められるか トランプ政権で国防長官に任命されたジェームズ・マティスが2月1日から4日の日程で日本と韓国を訪問します。同盟国との関係強化が目的であり、...

 

マティス国防長官のことをいろいろ調べてみれば、トランプ大統領のような言動はしないことがわかります。駐留経費負担についても、尖閣についても、これまで通りという見解を示しました。

 

また、国務長官に任命されたレックス・ティラーソンは先日、提出した公聴会答弁資料で、韓国と日本は十分な米軍駐留経費を負担しているとの認識を示しました。

米軍駐留経費 韓国と日本は「すでに多額負担」=米国務長官(聯合ニュース) - Yahoo!ニュース
【ワシントン聯合ニュース】米国のティラーソン国務長官が上院外交委員会のカーディン - Yahoo!ニュース(聯合ニュース)

 

油断しすぎじゃない

はじめはトランプ政権が日本に厳しい姿勢で挑んでくると思われていました(依然警戒する事柄はありますが)。

しかしなぜか、トランプ政権から日本びいき的な発言があると日本を重視していると報道され、安心しきっています。

マティス国防長官の発言や、ティラーソン国務長官の見解。さらにはトランプ大統領が28日の日米電話会談で紹介した、

「あなたは安倍晋三首相に従っていればいいのよ」

というイヴァンカ発言などの報道がなされたときにトランプは日本を重視していると伝わりました。

 

なんでそうなるのかね。油断しすぎでしょ。

トランプ政権の閣僚であってもマティス国防長官やティラーソン国務長官の発言は本人の考えであって、トランプ大統領の考えと違うことに不思議はありません。

トランプ政権の閣僚の多くは中国強硬派です。ロシアに対してはロシア寄りな傾向がありますが、マティス国防長官は反ロシアです。

 

注目の日米首脳会談ですが、ゴルフ27ホールに5回の食事が厚遇などと考えないほうがいいと思います。厳しい交渉のためのセッティングかもしれないですし、報道の通り厚遇かもしれないですし、それはやってみないとわからないことです。

アメリカのTPP離脱を喜んでいる農業関係者の声がありましたが、2国間協議でTPPよりも厳しい交渉があるかもしれません。駐留経費負担を持ち出すかもしれませんし、通貨安を指摘されるかもしれません。

50兆円の手土産は日本のためではなくアメリカファーストのためです。為替、通商問題で批判を避けたいという気持ちの表れでしょう。

あまり楽観視しないほうがいいと思いますよ。

 

さて、トランプ大統領は8日、長女のイヴァンカさんのファッションブランド『イヴァンカ・トランプ』の販売中止を決めたアメリカの大手百貨店ノードストロームを非難しました。

日米首脳会談では『イヴァンカ・トランプ』を日本の百貨店でも扱えと言ってくるかもしれませんよ。『イヴァンカ・トランプ』のイメージとしては小田急か伊勢丹あたりでしょうか。

 

アイキャッチ画像/著作者:meridican

 

スポンサーリンク