トランプの側近マイケルフリン大統領補佐官更迭

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トランプ大統領の側近

 

トランプ大統領からの信頼も厚く、首席戦略官兼上級顧問のスティーブ・バノンと同じようにトランプ大統領の側近の一人だったマイケル・フリン国家安全保障担当大統領補佐官が、ロシアとの接触疑惑をめぐり事実上の更迭となりました。

トランプ政権が発足して一カ月も経たないうちに主要メンバーの一人が欠ける事態となりました。

 

対ロシア制裁協議疑惑

2月14日、ブルームバーグの記事から。

ロシア当局者との不適切な接触疑惑の渦中にいたマイケル・フリン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が13日、辞任した。米国を外国のテロから守ると約束してホワイトハウス入りしたトランプ大統領の国際戦略チームに大きな痛手となる。

(中略)

ホワイトハウスのスパイサー報道官は同日遅くにフリン補佐官の辞任を公表した声明で、フリン氏の首席補佐官だったキース・ケロッグ氏が国家安全保障問題担当の大統領補佐官代行に指名されたことを明らかにした。フリン氏は辞意を表明した書簡で、ロシアとの接触についてペンス副大統領に「不注意で」誤った情報を伝えたと述べ、「事態の急速な進展」が理由だと説明した。

フリン氏が駐米ロシア大使と対ロ制裁について議論したかどうかについてペンス副大統領を欺いたとの疑惑が広がる中、ホワイトハウスは13日午前、フリン氏の行動を引き続き「精査している」と説明していた。政権当局者によると、ホワイトハウスは司法省の警告を受けて数週間にわたりフリン氏の行動を調査していた。米紙ワシントン・ポストの先の報道では、イエーツ前司法長官代行ら同省高官がトランプ政権に対し、フリン氏がロシアとの接触に関して政権上層部を欺いており、ロシアの脅迫に対して弱みを持っている可能性があると指摘していた。

フリン米大統領補佐官が辞任-ロシア大使との接触疑惑めぐり
ロシア当局者との不適切な接触疑惑の渦中にいたマイケル・フリン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が13日、辞任した。米国を外国のテロから守ると約束してホワイ...

 

マティス国防長官と対立

先日、トランプ政権の閣僚として訪日したジェームズ・マティス国防長官。ロシアと協調路線に傾くトランプ政権の中でマティス国防長官は反ロシアの姿勢を通していました。

暴走トランプを止める『狂犬』ジェームズ・マティスが国防長官に
国防長官にマティス トランプ政権の次期国防長官に元海兵隊大将の退役軍人ジェームズ・マティスが任命されます。マティスは2013年まで海兵隊大将を勤めていました...

 

一方フリンはイスラム過激派と戦うためにロシアとの協調を説いていたため、マティスとは以前から政権内でも対立していると言われていました。

マティス、フリンともに元軍人ですが、マティスは66歳で軍歴44年、元海兵隊大将。フリンは58歳の軍歴33年、退役陸軍中将。

軍歴はマティスが上ですが、トランプ政権でトランプ大統領は主要閣僚よりホワイトハウス高官の発言を重要としている傾向があります。

アメリカにおいては国務長官や国防長官の地位は高く、発言力もあると言われていますが、トランプ大統領においてはホワイトハウス高官のバノンやフリンの発言力のほうが高いようです。

現在も問題になっている中東・アフリカ7カ国からの入国規制の大統領令はバノンやフリンが進めたと言われており、国土安全保障長官のジョン・ケリーにその内容が伝わったのはトランプ大統領が大統領令に署名した1月27日当日、ワシントンに移動中だったと伝わっています。

ケリーは大統領令の最終的な内容を事前に伝えるようホワイトハウス側に要請していたということです。

 

さて、今回のマイケル・フリンの辞任がトランプ政権にどのような影を与えるでしょうか。

日米首脳会談でアメリカと運命共同体となった日本
日米首脳会談 2月10日、11日の2日間で行われた日米首脳会談が終わりました。安部首相がトランプ大統領とどのような会談を行うのか。トランプ大統領にどう対応する...

 

(アイキャッチ画像/著作者:yeahbouyee)

 

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