FRBイエレン議長証言で3月の利上げはあるか

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イエレン議長証言

 

2月14日、アメリカ連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が上院銀行委員会で半期に一度の証言を行いました。

その中で、「緩和措置の解除を待ち過ぎることは賢明ではない」と指摘して、対応が後手に回らないようにすることを印象づけました。

 

利上げ3回あるか

イエレン議長は、雇用市場の引き締まりでインフレ率が目標の2%に向かっていくことをFRBが予想しており、利上げを遅らせることでFRBが後手に回り、その結果、利上げのペースが早くなることでリセッションを招く恐れがあると指摘しました。

状況によって今後の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが必要となる可能性が高いことを示しました。

その一方で、今後の雇用とインフレ予想がどのように進展していくか引き続き検証していくとしました。

また、利上げ回数について大方の予想では2017年は3回とされていましたが、イエレン議長は回数については言及せず、さらに時期についても「具体的な時期は言えない」としました。

アナリストの予想では次の利上げ時期は6月のFOMC有力となっています。

なお、今回のイエレン議長の証言を受けて、2月14日のNY市場は上昇しました。S&P500はNYダウとともに最高値をつけました。

業種ではとくに規制緩和が前倒しされるとの思惑でJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなどの銀行株銘柄に買いが集まりました。

SP500の一年チャートです。

 

3月の利上げを予想

大方の予想では2017年の利上げは3回。その時期は会合後の議長会見がある6月、9月、12月が有力をなっています。3月予想は低い確率になっています。

個人的には3月の利上げの可能性はおおいにあると思います。

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もし2017年に3回の利上げを行いたいのであれば、3月の利上げをスルーしてしまうと、後半のFOMCのすべてで利上げを行わなければならないプレッシャーがあります。

しかし3月に一度利上げをしていれば、後半になにかあってもクッションをおくことができるのでプレッシャーも軽減できます。なので個人的には3月の可能性もあってもおかしくないと考えています(あくまでも3回の利上げと議長会見のある月を前提として)。

 

(アイキャッチ画像/著作者:Mike Kniec)

 

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