フリンの後任にマクマスター中将が大統領補佐官に

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新大統領補佐官

 

トランプ大統領は政権発足後、さまざまな批判を受けていますが、ダメージが大きかったのは就任3週間たらずで事実上の更迭となったマイケル・フリン大統領補佐官の一件です。ロシアとの接触の疑いで辞任に追い込まれました。

そしてその後任となる人選を行っていましたが先日決まりました。

 

マクマスター中将

2月20日のロイターが伝えています。

トランプ米大統領は20日、大統領補佐官(国家安全保障担当)に陸軍中将のヒューバート・レイモンド・マクマスター氏(54)を指名した。ロシア接触疑惑で辞任したフリン氏の後任となる。

フリン氏辞任後に大統領補佐官を代行していた元陸軍幹部のキース・ケロッグ氏を国家安全保障会議(NSC)の首席補佐官に指名する人事も合わせて発表した。

大統領は記者団に対し、マクマスター氏について「多大な才能と経験を持っている」とし、「米軍の誰からも高く評価されている人物。政権に迎えられて光栄だ」と語った。

ただ、マクマスター氏はフリン氏とは異なり、ロシアは脅威であり、米国の敵対国であるとする従来の米安全保障チームの見解を共有しているため、対ロシア政策を巡って大統領と意見が対立する可能性がある。

(中略)

マクマスター氏は、湾岸戦争で米軍小隊を率いてイラク軍の大隊を破ったことで名を上げた。1997年の著書「Dereliction of Duty」で、ベトナム戦争中の米軍と米政府の指導力の欠如を批判したことでも知られる。

上院軍事委員会の委員長を務める共和党のマケイン議員は、マクマスター氏の起用を「素晴らしい」と評価した。

フリン氏後任の米大統領補佐官、マクマスター陸軍中将を指名
トランプ米大統領は20日、大統領補佐官(国家安全保障担当)に陸軍中将のヒューバート・レイモンド・マクマスター氏(54)を指名した。ロシア接触疑惑で辞任したフ...

 

ロシア政策が変わるか

トランプ大統領は国務長官や国防長官などの主要閣僚よりも、ホワイトハウス高官の考えを優先にしている傾向がありました。

事実はどうなのかはトランプ大統領やその周辺にしかわかりませんが、報道では難民入国規制の大統領令も国土安全保障長官のジョン・ケリーが目を通す前に発令したと伝わっています。スティーブ・バノンやマイケル・フリンが押し進めたとも言われています。

 

トランプ大統領の側近だったマイケル・フリンが辞任し、そのポストにマクマスター中将が決まりました。

BBCの記者によると、マクマスターは思慮に富み、率直な物言いをする人物と伝えています。2014年には米タイム誌で、世界で最も影響力がある100人の一人にマクマスターも選ばれています。

また、ロイターにもあったようにロシアに対しては脅威として、アメリカの敵国という姿勢をとっており、これはトランプ大統領と考え方が違っています。

国防長官のマティスが反ロシアなので、マクマスターがホワイトハウス高官になったことで閣僚の発言力が増すかもしれません。そうなればこれまでの政策を変更する可能性もありそうです。

マクマスターは今回の指名を受けて「光栄に思う」と述べています。

 

(アイキャッチ画像/https://alchetron.com/H-R-McMaster-243890-W)

 

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