3月利上げが既定路線。年4回の利上げの可能性も

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3月利上げがほぼ確定

 

なにやら一気に3月のFOMCで2017年の一回目の利上げが決定しそうです。

3月14、15日にFOMCがあり、そこで利上げを実行するかどうかが決まります。数週間前の予想では3月利上げ確率は低かったのですが、現在、CMEのFedWatchでは80%に迫っています。

 

ハト派のタカ発言

利上げ確率が上昇したのはハト派だった人たちの発言でした。

2月28日にNY連銀のダドリー総裁とサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が、さらに3月1日にはブレイナード理事が利上げに前向きな発言をしました。

とくに、イエレン議長と同じく利上げに慎重なハト派だったダドリー総裁とブレイナード理事が利上げに前向きな姿勢が影響して3月の利上げ観測が高まりました。

 

さらに3月3日、注目のイエレン議長の発言がありました。

3月のFOMCまでに発表される雇用指標、さらにインフレが力強さを維持できれば3月の会合で利上げを決定すると述べました。

さらに同日の同時間帯にフィッシャーFRB副議長が講演。トランプ大統領の経済政策で景気の上振れリスクがあることを示唆しました。

また利上げについては、FRB高官の早期利上げ発言について「意識的な取り組みがあるとすれば、私も加わる」と言明しました。

利上げに向けてFRBの足並みが揃いつつあるようです。

 

ブレイナードの乱で4回利上げ?

マネースクウェアジャパンのニュースに面白いことが書かれていました。

利上げに慎重なハト派のブレイナードFRB理事が、利上げを支持することでトランプ大統領に復讐するということなのです。

2016年の大統領選でブレイナードFRB理事はヒラリー・クリントンを支持していました。ヒラリーが当選した際はブレイナードは初の女性財務長官となる予定だったらしいのですが、結果はだれもがご存知の通り。

 

トランプ大統領が誕生してFRB内でもトランプを支持しない人が多くいます。

トランプ大統領はイエレン議長に対してよい印象を持っておらず、任期である2018年2月で退任させるつもりで再任させない意向です。イエレン議長はレームダック(死に体)化状態になります。

また、タルーロFRB理事はドッド・フランク法の撤廃に抗議する形で辞任を表明しました。

イエレン議長に近かったブレイナードFRB理事も辞任するのではとうわさがあるようです。その前にトランプ大統領に復讐というわけです。その方法が早期利上げ。

 

高金利作戦

トランプ政権が行おうとしている1兆ドルのインフラ投資。この資金調達のために金利は低いほうがいいわけです。なのでトランプ大統領の気持ちとしては利上げは遅いほうがいい。

ブレイナードFRB理事がそれまでのハト派発言から、2017年になりタカ派発言に切り替わったのはトランプ大統領を高金利で困らせるつもりなのでしょうか。

さらにそれを考えるなら、2017年中に世界経済が悪化するようなことが起きなかったり、アメリカで悪い経済指標が発表されなければ、2017年の利上げが2回、3回ではなく、議長会見がある3月、6月、9月、12月の計4回ということが現実になるかもしれません。

はたしてどうなるか。

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(アイキャッチ画像/著作者:Highlight)

 

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