脅しか。本気か。北朝鮮に対するトランプ政権の態度

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強気発言

 

北朝鮮の金正恩委員長はここ最近、やたらと元気です。

事件は解決していませんが、マレーシアでの実兄が暗殺された一件。そして4発のミサイル発射。さらには新型エンジンの地上燃焼実験成功と、笑いが止まらない日々を送っているようです。

 

先制攻撃の可能性

そのような最中に、アメリカのティラーソン国務長官は3月17日、訪問先の韓国で記者団から北朝鮮に対する武力行使の可能性を問われました。

「北朝鮮が兵器開発プログラムの脅威をわれわれが行動が必要だと考える水準にまで引き上げる場合、その選択肢は残っている」

と発言しました。

またティラーソン国務長官は、

「戦略的忍耐の政策はもう終わった。あらゆる選択肢が検討されている」

とも語りました。

ティラーソン米国務長官、北朝鮮への先制攻撃の可能性排除せず
米国のティラーソン国務長官は北朝鮮の核の脅威に対抗するため「あらゆる選択肢」を検討していると述べた。一方で韓国へのミサイル防衛システム配備阻止に動く中国を批...

 

トラ様も批判

ティラーソン国務長官が韓国で記者団に語った同じ日、トランプ米大統領はツイッターで北朝鮮を批判しました。

「北朝鮮は非常に行儀が悪い。何年にもわたり米国を手玉にとってきた」

と書き込み、ミサイル発射などで挑発を続ける北朝鮮を強く批判しました。

 

さらに北朝鮮の新型エンジンの地上燃焼実験成功について、トランプ大統領は3月19日、南部フロリダ州の別荘からホワイトハウスに戻る大統領専用機の中で記者団に対して、

「非常に好ましくない悪い振る舞いをしている」

と批判しました。

なおフロリダでは北朝鮮への対応をめぐり会合を開いていたということです。

 

また3月20日の報道では、トランプ政権が対北朝鮮対策として、北朝鮮を国際金融システムから締め出す制裁を検討していることが明らかになりました。

北朝鮮に対する圧力を強めることで周辺国との防衛体制を強化する狙いがあるようです。

 

アジア重視のトランプ政権

トランプ政権になってからアメリカのアジアに対する対応が変わってきたように感じます。

オバマ大統領のときはそれほど重要視されていませんでしたが、トランプ政権ではちがうようです。

米国防長官のマティスに始まり、アメリカでの日米首脳会談。さらには米国務長官のティラーソンの訪日など、アジア重視の姿勢がうかがわれます。

トランプ政権の人事を見ても、国防長官のマティスや商務長官のウィルバー・ロス。さらには『米中もし戦わば』の著者ピーター・ナヴァロなど、中国に対する強硬姿勢の人物を採用しています。

さらに今回の北朝鮮に対する対応の早さも、オバマ政権のこれまでとちがい、ティラーソンの武力行使発言や制裁検討など、相当強気な姿勢で臨んでいます。

 

些細なことが切っ掛けで火がつくことがあるので、トランプ政権がどのように北朝鮮対応に臨むのか気になるところです。

 

(アイキャッチ画像/著作者:gatag.net)

 

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