働くことの意識を変えなければ、改革はならず

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プレミアムフライデー

 

何事もなかったように5月末の金曜日が過ぎた。

「プレミアムフライデー」

月末の金曜日といえばだれもが喜ぶ日になる予定だったのだろうが、周辺ではもちろん、テレビからもこの単語が聞かれることはなくなった。

月末の金曜日は仕事を早めに切り上げて有意義にすごそうとする取り組みである。これが消費拡大にもつながると思われていたが、浸透はしていない。

 

飲食店は悲鳴

4回目となるプレミアムフライデーだが、多くの企業では実施していないとアンケート調査の結果があったり、そもそも実施できない現実のほうが大きいのかもしれない。

初期の報道では15時に仕事を切り上げ、家族サービスをする人や同僚と飲みにいくなどの消費行動が期待されていた。

飲食店もこれを見越して人員を増やして対応する体制をとっていたようだが、想像以上に客が来ない状態が続いたようである。

人件費に見合うだけの売上げなどなく、プレミアムフライデーを意識しての体制をやめることも検討中との飲食店もあるようだ。

 

意識を変える

そもそも、働くことが美徳という考えが根強い日本人の労働観において、仕事を切り上げて帰るなどの行為は簡単に根付くことはないのが現実である。

朝の遅刻が許されることではないのに、残業は平気でよしと考えている時点で働くことの矛盾が生じており、プレミアムフライデーより先に、まずそのへんの労働観を変える必要がある。

少し前の労働戦士として働く時代はもはや古い。これから始まるAI技術の進歩とともに、今まで以上に効率化された労働環境になっていくことを考えれば、日本社会全体の働くことの意識を変えることが先決である。

ただ、この意識改革はほぼ不可能に近いと思うけど、はたしてどうか。

 

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