LCCの拠点「成田空港第三ターミナル」

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二極化

成田空港第三ターミナルはLCCと言われる格安航空会社の発着拠点となっています。

第一、第二ターミナルから離れたそのターミナルは、いかにも「取り急ぎ」的な作りの建物です。格安航空会社には十分なのかもしれません。

 

地方出身者、とくにわたしのような北海道という島国から東京に出てきている者にとって、故郷に行くというのは一苦労です。とくに交通手段が限られています。

バスや新幹線という選択肢があればいいのですが、はやり飛行機という手段になってしまいます。

函館の近く北斗市に新幹線が開通しても、札幌まで行かなければ交通手段として選択肢に浮上しません。たとえ札幌まで開通しても飛行機が圧倒的に便利です。

 

東京・新千歳は航空会社にとってドル箱路線です。新規参入しても大手に喰われます。実際、鳴り物入りで参入したエアドゥは全日空と共同運行となり、スカイマークは破綻しました。

LCCが騒がれて数年。東京・新千歳間に乗り入れているLCCも多くあります。

  • バニラ・エア
  • ジェットスター
  • 春秋航空
  • ピーチ・アビエーション(現在は運行なし)

格安航空会社も頑張っているなと思いきや、バニラ・エアは100%、ピーチは39%全日空が出資。ジェットスターには日本航空が33%出資しています。

ただ、利用者にとっては親会社がどこだろうと関係ありません。100円でも安ければいい時代になっています。

 

中間層がなくなり、お金持ちか、そうでないかの二極化が進んでいると言われています。

大手とLCCなどの航空会社を見ればわかるように、二極化は現実のようです。「中途半端なモノ」に需要はないのかもしれません。エアドゥやスカーマークのように。

快適さ、手厚さを求めるならば大手の航空会社を選択し、移動手段と考えるならばLCCを選ぶ。

 

航空会社だけではなく飲食店などもそうです。

とくにカフェなどは、安いコンビニコーヒーの誕生で既存の中途半端なカフェは危うくなっています。それらカフェの利点があるとすればWi-Fiを使うための場所でしょうか。

スターバックスなどの中途半端なコーヒー店もロースターを店舗に置き焙煎したての豆を提供するという付加価値をつけた店舗をはじめています。

 

航空会社、カフェ、携帯電話、ガソリンスタンド、理髪店など、サービスや価値あるラグジュアリーを求めるか、安さを求めるか。二極化されていくのは必然なのかもしれません。

 

そんなことを考えながら成田第三ターミナルのフードコートでコンビニコーヒーを飲んでいたわたしの横のテーブルには、バニラ・エアの客室乗務員がパンをかじっていて、わたしの前の席にはジェットスターの操縦士がサーモンの寿司を食べながら、副操縦士と打ち合わせをしていました。

航空会社という華麗な仕事にも二極化があるのかもしれません。

 

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