ウーバーのカラニックCEOが辞任。株主から圧力

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ライドシェアの草分け

 

アメリカ株をやっている方ならすでに周知のことかもしれませんが、ライドシェアの草分け的企業のウーバーテクノロジーズのトラビス・カラニックCEOが辞任しました。

差別やセクハラなど、不祥事があいついでいた同社ですが、非上場のユニコーン企業でありながら投資家の株主から圧力を受けてCEOの辞任となりました。

 

株主の圧力

6月21日の日経が伝えています。

【シリコンバレー=兼松雄一郎】米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO、40)が20日、辞任した。米ニューヨーク・タイムズが報じた。セクハラや差別の放置など不祥事が続いたことを受け、投資家からの圧力で退任を強いられた。同社が開拓者として普及に貢献したライドシェアビジネスへの影響はなさそうだ。

(中略)

カラニック氏は家族の不幸もあり、13日に休職したばかりだった。社員向けには「ふさわしい指導者になって戻ってくる」とのメールを送っていた。だがその後、それでは不十分と考えた主要株主の投資ファンドがまとまって同氏に退任を迫ったという。

同氏は創業者で多くの議決権を持っていることもあり、当面は取締役にとどまるもよう。

ウーバーは自主退職や解雇、勧告を受けた辞任などにより、CEO、最高執行責任者(COO)、最高財務責任者(CFO)など多くの要職が空席という異常事態が続いている。組織改革のため、女性幹部を次々にスカウトしており、巨大ベンチャーで組織文化を入れ替える異例の試みが進んでいる。

ウーバーは法令順守を軽視する攻撃的な組織文化で知られ、カラニック氏はその元凶とみられていた。ただ、一連の騒動はウーバー自体の経営問題。同社が開拓者として貢献したライドシェアビジネスそのものへ批判が及ぶ可能性は低そうだ。

ウーバーCEOが辞任 不祥事で投資家が圧力(写真=ロイター)
 【シリコンバレー=兼松雄一郎】米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO、40)が20日、辞任した。米ニューヨーク...

 

ユニコーンの象徴

ウーバーは非上場ですが、企業価値が1000億円を超える企業です。巷ではこのような企業を「ユニコーン」と呼びます。日本で有名なメルカリなどもユニコーンと呼ばれています。

「物言う株主」などの存在が薄いことで、ある程度は自由に経営できることが強みでもあったユニコーン企業ですが、それでもここまでやり方がドイヒーだと株主も金だけではなく口も出すんですね。今輝いているほかのユニコーンも気をつけなきゃいかんですね。

とりあえずIPO間近と思われていたウーバーですが、こりゃ無理ですね。楽しみにしていたのに。

 

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