6月の米雇用統計は予想を上回る伸び

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雇用統計

 

7日、米労働局が6月の雇用統計を公表しました。

非農業部門雇用者数は市場予想の17万9000人を上回る22万2000人。5月の雇用者数が15万2000人だったので前月から上回ったことになります。

なお4、5月分は、前回の発表から4万7000人の上方修正となりました。

失業率は4.4%となり、5月の4.3%から上昇しました。この上昇はこれまで求職活動すらあきらめていた人たちが求職活動を再開したことによる上昇となります。

労働参加率は0.1%上昇して62.8%でした。

賃金の伸びは前月比で0.2%。予想は0.3%だったので予想を下回りました。

 

利上げと縮小

今回の雇用統計を受けて、市場では年内もう一度の利上げとバランスシートの縮小に着手する予想が強くなっています。

そのタイミングですが、利上げについては会合後に議長会見がある9月と12月が有力ですが、12月に利上げ路線が大方の予想となっています。

バランスシートの縮小は9月の発表が有力です。利上げとバランスシートの縮小を同時に発表することはないと考えられています。

 

米ドルが上昇

年内もう一度の利上げ観測が強まり米10年債利回りは2.38%まで上昇しました。

また、米ドル円が一時114円までドルが買われ円安が進みました。各国の中央銀行が利上げ方向に向かう中、日銀だけが取り残される恰好となり長期金利を抑える姿勢が円を売られる一因にもなりました。

米ドル円の一年チャートです。114円を上抜ければ115円を目指す展開となりそうです。

 

(アイキャッチ画像/著作者:Nicolas Alejandro Street Photography)

 

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