GE株が費用計上で下落、解体も選択肢の一つに

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投資家懸念

米ゼネラル・エレクトリック(GE)が再保険に絡んで62億ドル、日本円でおよそ6900億円の税引き後費用を追加で計上することを発表しました。さらにGEのフラナリーCEOが企業分割も選択肢の一つであるとしました。

 

費用計上と解体

GEは再保険に絡んで62億ドルの費用計上を発表。それに加えてCEOのジョン・フラナリー氏が会社分割の可能性を検討中だと述べました。投資家は懸念の懸念を示す形で株価は下落しました。

さらにロイターでは、

GEは2004年から06年に再保険事業を分離(スピンオフ)したが、長期養老保険など一部のリスクは引き受けたままだった。平均寿命が延び、医療コストが増大を続けるにつれてこの保険のリスクは急増し、このほど費用計上に加え、7年間で保険準備を150億ドル増やすことと相成った。

今回の決定は、ほかにもまだ時限爆弾が隠れている可能性を警戒させる。GEキャピタルは昨年、親会社に対する配当支払いを中断した。フラネリーCEOは、GEキャピタルが自力で資金を調達できると述べているが、今回の費用計上で負債資本倍率(DEレシオ)は4.6倍から7.1倍に高まったため、グループ全体の金食い虫になる恐れが出てきた。

(中略)

フラネリーCEOはあらゆる選択肢を検討すると述べている。事業を切り離せば、事業同士が足を引っ張り合うのを防げるため、グループ解体、あるいは電力、ヘルスケア、航空事業などの単独上場へと向かう可能性は十分にある。

ただ、コーエンのアナリストによると、GEの各事業を足し合わせた価値は1株当たり15ドル以下で、現在の株価を下回るため、解体の経済的効果には疑問が宿る。フラネリー氏は難しい選択を迫られそうだ。

 

悩みどころ

わたしはGE株を保有していますが、ずいぶん長い間含み損を抱えています。それでも処分しなかったのはフラナリーCEOの改革が進んで2018年は上昇に転じると思っていました。実際、徐々に株価も上昇してきた最中でしたが、今回の報道で再び下落をはじめました。まだ膿みが吹き出しそうな予感もしており、今後も長く停滞しそうです。

さっさと損切りしてその資金を別に回したほうが効率がいいとも思い始めていますが、どうでしょう。

 

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