ジョーカー
アメリカ大統領選が一カ月後に迫っています。
そんな中、共和党候補のドナルド・トランプの過去の発言が卑猥すぎて女性蔑視だと批判されています。
卑猥すぎる
批判を浴びているドナルド・トランプの女性蔑視ともとれる卑猥な発言は、2005年に収録されたテレビ番組でのことでした。
撮影現場に向かう移動中のバスの車内でのやり取りで、そのときの音声が公開されました。
ハフィントンポストに記事が載っているのでご覧になりたい方はどうぞ。
さすがはトランプ。卑猥すぎて文章にしたくても載せれません。
成り上がりの金持ちが言いそうなことですが、トランプが大統領になったらどうなることやら(たぶんならないと思いますが)。
この卑猥な発言についてヒラリーはツイッターで、
「おぞましい。この男に大統領を任せるわけにはいきません」
ですって。
さらに副大統領候補のティム・ケイン上院議員は報道陣に対し
「胃がムカムカする」
ですって。
今回の発言は民主党だけでなく共和党議員からも批判が出ています。
出典:http://www.afpbb.com/articles/-/3103853
10月10日、共和党で最高位の公職に就くポール・ライアン下院議長(写真)は、大統領選でトランプと共に選挙戦を戦うことはないとして、下院議席の過半数維持に専心すると述べました。
メディアからはトランプに対して大統領選から撤退するべきだという声もあがっていますが、それでもトランプは撤退は考えていないようです。
さすがトランプ。共和党の嫌われキングになりましたが、アメリカのジョーカーに姿を変えたようです。
大統領選テレビ討論
10月9日、アメリカのミズーリ州で2回目のアメリカ大統領選のテレビ討論会が開かれました。
ドナルド・トランプの卑猥な発言に関してはもちろん、連邦所得税を18年間逃れていた問題。
またヒラリー・クリントンは私用メール問題などが取り上げられ、お互いの疑惑について激論がかわされました。
ただ、今回の討論会は非難の応酬ばかりで、大切な政策での討論とはならなかったようで、
「史上最も醜い討論会」
と報道されました。
残す討論会はあと一回。10月19日にネバダ州ラスベガスで開催される予定です。
さてトランプはエースのカードを引けるのでしょうか。
(アイキャッチ画像/出典:http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/08/trump-pussy_n_12397906.html)