札幌のこと

こんにちはMayです。

故郷は札幌です

こう言うと、ほとんどの人が羨ましがります。

わたしは生まれも育ちも札幌です。

25歳のときに東京に行き、15年暮らしました。

そして2019年末に、故郷の札幌に戻ってきました。

東京で暮らしていたときは、札幌に戻るもの時期を選んでいました。

故郷の札幌に戻ることは、観光地に行くことと同じなので、時期によってはイベント事が重なり航空チケットが割高であったり、冬の時期は天気を気にしたりすることも多くありました。

しかし、札幌はいいところです。故郷ということも差し引いても。

四季折々の顔があり、食べ物も美味しい。街も緩やかに発展が続いている。

東京で生活していたわたしが、東京での生活と比べて札幌はどうなのか。

札幌への旅行を考えている人にはもちろん、札幌の生活の実態はどうなのかも紹介していきたいと思います。

札幌市について

食べ物がうまい観光地

札幌と聞いてイメージするのはこんな感じではないでしょうか。

みなさんがイメージする札幌はほかにもいろいろあると思いますが、そのどれもがほぼ間違いありません。

なので、あえてここでは語りませんが、簡単に札幌市のあらましを紹介します。

札幌市の誕生

1922年(大正11年)8月に札幌区に市制が施行され札幌市となりました。

1972年(昭和47年)4月には政令指定都市となりました。

現在の札幌市には10の行政区がありますが、もとは7区でした。

中央区、東区、西区、南区、北区、白石区、豊平区の7つです。

1989年(平成元年)に白石区から厚別区。西区から手稲区が分離。

さらに同年9月には豊平区から清田区が分離し、現在の10区となりました。

札幌市には北海道の3割にあたる、およそ200万人以上が生活しています。

交通について

札幌の交通は1909年(明治42年)の馬車鉄道に始まります。

現在は地下鉄、JR、路面電車、バスが札幌市の交通を担っています。

中心部へのアクセスは地下鉄

地下鉄路線図

1971年(昭和46年)12月に札幌市の地下鉄はスタートしました。

当時の開業区間は『南北線』の《北24条〜真駒内》でした。

その後、新たに2つの路線の開業と、区間延長がありました。

当初の開業延長区間
南北線北24条〜真駒内(昭和46年)麻生〜北24条(昭和46年)
東西線琴似〜白石(昭和51年)白石〜新さっぽろ(昭和57年)
琴似〜宮の沢(平成11年)
東豊線栄町〜豊水すすきの(昭和63年)豊水すすきの〜福住(平成6年)
地下鉄の変遷
東西線南北線東豊線
宮の沢
発寒南栄町
琴似麻生新道東
二十四軒北34条元町
西28丁目北24条環状通東
円山公園北18条東区役所前
西18丁目北12条北13条東
西11丁目さっぽろさっぽろ
大通り大通り大通り
バスセンター前すすきの豊水すすきの
菊水中島公園学園前
東札幌幌平橋豊平公園
白石中の島美園
南郷7丁目平岸月寒中央
南郷13丁目南平岸福住
南郷18丁目澄川
大谷地自衛隊前
ひばりが丘真駒内
新さっぽろ
路線の各駅

地下鉄の開業、さらに区間延長に伴い、雪が積もる冬でも天気に左右されることなく中心部へのアクセスが容易になりました。

地下鉄が延長されても通っていない区もあり、地下鉄だけで札幌市全域をカバーしてるわけではありません。

バスや自動車が必要な地域もあります。

それでも地下鉄は札幌市の交通手段の中心と言えます。

私鉄との競争がないJR

東京にはJRのほかにいくつもの私鉄があります。

事故などで一つの線が止まっても、ほかの線を使って目的地に着けます。

東京の路線は雲の巣のようです。

しかし札幌市には私鉄はありません。JR北海道だけです。

市内は市営地下鉄と市電が走っていますが、JRと競合することはありません。

地下鉄とJRの駅名が同じものがいくつかありますが、さっぽろ駅と新さっぽろ駅以外は離れた位置にあります。

飛行機で新千歳空港に着いて、札幌駅まで公共機関で行くには鉄道かバスです。鉄道はJRのみで、この区間はドル箱です。

バスはすべて民間

札幌市が市営バスを開業したのは1930年(昭和5年)です。

その後、バス路線の新設などで発展を続け、1955年(昭和30年)代にはバスが市民の足となりました。

しかし、ピークを迎えたバスの時代は、地下鉄の開業、延長に伴い、路線網を再編。

一部バス路線を民間バス事業者に譲渡、事業を縮小していきます。

そして2004年(平成16年)。市営バスは民間バス事業者にすべての路線を移行。

市営によるバス事業は終わりを迎えました。

現在は民間のバスが札幌市を走っています。

中心部はもちろん、地下鉄が通っていない地域や、遠方もバスで結ばれています。

循環になった市電

1909年(明治42年)に石材の輸送として設置されたのが始まりです。

1927年(昭和2年)に市営化されました。

バスや地下鉄の発展とともに、市電も市民の足として利用されていますが、2000年代に入ると存続問題が議論されました。

検討を重ねた末に存続が決まります。

また、2015年(平成27年)にはすすきの駅と西4丁目の駅を繋ぎ路線のループ化。さらに新型車両の導入を行いました。

市民の足として現在も市電は活躍しています。

あればいい自動車

札幌市は人口200万人を超える政令指定都市ですが、それでも地方都市であることには変わりありません。

公共機関では不便な場所も少なくないので自動車があれば生活の幅が広がります。

また冬は雪が降るのでなおさら自動車が便利なことは確かです。

東京などの大都市で生活した人にはわかると思いますが、よほど辺鄙な場所でないかぎり、普段の生活であれば私鉄や地下鉄などの公共機関だけで移動は可能です。

自動車を持っていれば公共機関がないような場所にも移動できますが、保有のために必要な駐車場の契約が高額です。

例えば東京で駐車場を契約すると、ざっくりと月5万円ぐらいはかかります(場所にもよります)。

普段使いで自動車を使わないのであれば、必要なときはレンタカーを借りるというほうが自動車を保有するよりも断然安くすみます。

しかし札幌に戻ってきたわたしが感じることは、今でも札幌は自動車があれば便利だなと思います。

微妙なバイクと自転車

札幌は東京のように電車や地下鉄がラッシュ時に満員になることはほぼありません。

東京は満員電車を嫌って自転車通勤をする人がいますが、札幌でも自転車通勤をしている人はいます。

それでも冬の時期になると雪が降るので自転車通勤は困難です(根性で自転車に乗っている人はいますが)。

もちろんバイクも使えません。

およそ半年間使えない期間があると考えていいと思います。

また、東京では路上駐輪はすぐに撤去対象になります。

自転車やバイクをとめるときは駐輪場を利用するのが一般的でした。

しかし札幌は場所によって路上駐輪をしている人がいます。

東京のようにすぐに撤去されることは稀です。

最近では中心部の地下に無料で利用できる大規模駐輪所がつくられましたが、路駐はなくなりません。

駐輪場が不足していたり、自転車レーンが整備されていません。

自転車が歩道を突っ走るということは日常です。

年中利用できないも原因なのかもしれませんが、バイクや自転車に対する扱いというか、利用環境を整備することが後回しになっている印象があります。

住まいについて

札幌市と言えども地方都市には変わりありません。

一人暮らし向けでもファミリータイプでも東京の賃貸とは比較できないほど安いです。

札幌の中心部で単身者向け。1LDKのタイプでも5万円前後。

少し離れた地下鉄が通る住宅街であれば3万円で探すことができます。

同じように少し離れた地下鉄が通る住宅街で2LDKや3LDKであれば、6、7万〜10万円以下で探せます。

場所や築年数でちがいはありますが、わたしは10万でも高額だと思います。

地方都市は家賃水準が低いことが魅力です。

タワーマンションが増えている

東京や大阪などの大都市では土地があればタワマンが乱立しています。

家賃は20万円であれば安い方で、30万円以上が当たり前になっています。

そんな高級賃貸マンションなどは地方都市では無縁でした。少し前までは。

近年は札幌でもタワーマンションが増えており、2019年には住友不動産が展開している高級賃貸マンションの『ラ・トゥール』の入居が人気となりました。

札幌駅から徒歩8分ほどで、周辺には植物園の緑があり好立地です。

札幌の中心部にはタワーマンションが増えていますが、少しは離れた地域にも建てられています。

地下鉄やJRが近い琴似という場所にはJR琴似駅と直結したマンションが3棟あります。

さらにJR札幌駅から一駅の苗穂に『ザ・グランアルト札幌』という27階建ての分譲マンションが2021年1月に完成予定です。

今後もタワーマンションは増えていくと思われます。