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スナップ
若者に人気の動画共有アプリ、スナップチャットを運営するスナップ。
先日上場を果たし、初値が大きく上昇しましたが、7日は急落しました。
宝くじを買うようなもの
3月7日のロイターが伝えています。
[サンフランシスコ/ニューヨーク 7日 ロイター]
写真・動画共有アプリ、スナップチャットを運営する米スナップ<SNAP.N>が一時、20.64ドルの取引時間中の安値を記録。先週の初値(24ドル)を大きく下回り、前週末につけた29.44ドルの高値から急落。
資本市場関係筋によると、引受業者が3000万株を追加購入するため、オーバーアロットメントオプションを行使。新規株式公開(IPO)規模が計2億3000万株に。
上場した先週2日は44%急騰。時価総額はメディア大手CBS<CBS.N>や小売り大手ターゲット<TGT.N>に匹敵する283億ドルまで膨らんだ。
投資判断はアナリスト6人中4人が「売り」かそれ以下。2人が「ニュートラル」。「買い」推奨はなし。「アンダーパフォーム」評価のニーダム、スナップ株への投資は「宝くじを買うようなもの」と指摘。
話題先行か
注目されていたスナップですが、上場初日は初値が大きく上昇しました。ただ、話題先行感があり3月7日の終値は初値を下回り引けました。
アナリストの評価はあまり高くはなく、投資銀行のニーダムは「宝くじを買うようなもの」とまで言っています。
個人的にはスナップは若者に人気があり、話題性もあるのでしばらくは注目されると思いますが、その反面、こういったものは流行り廃りがあるので、ツイッターの二の舞になる危険性もはらんでいると思います。
スナップの5日間のチャートです。