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FOMC
26日まで開催されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)は金利の据え置きがきまりました。
またバランスシート縮小に関しては比較的早い段階で着手する考えを示しました。
バランスシート縮小
FOMCは予想通り金利据え置きで決定しました。
声明では経済は緩やかに拡大。雇用の伸びも堅調であるとの認識を表明しました。ただ、インフレ率が低水準で推移しており、物価動向を注視するとしました。
バランスシートの縮小については、正常化プログラムを比較的早期に実行する方針を示しました。
声明の発表を受けて市場では想定内の内容と受け取られました。タカ派というよりはハト派的だったようです。
NY市場は上昇。米国債利回りは低下しました。米ドルは広く売られました。
9月縮小か
バランスシート縮小の時期についてはっきりと明言はしませんでしたが、声明からしてFRBは9月に縮小開始を発表するのが濃厚ではないでしょうか。
次回の利上げについては9月は見送り、12月でしょうか。
ただ、これは引き続きアメリカ経済が順調であることが前提となります。これについてはまだ心配することではないかもしれませんが、おかしくなるとすれば経済よりトランプ政権でしょうね。8月9月に政治リスクのメガトンパンチがあるか。