仮想通貨取引はまだ熱いのか
米投資家ジョージ・ソロスが仮想通貨取引を開始するとブルームバーグが伝えたようです。運用資金は260億ドルと伝えられています。
以前ソロスは「仮想通貨はバブルだ」と言っていましたが、だいぶお安くなったのでそろそろいいかな、なんて感じたのでしょうか。
ただソロスは、ビットコインによる決済方法を早くから導入していたEC大手のオーバーストック・ドットコムの第3の筆頭株主となっています。
日本では馴染みのないオーバーストック・ドットコムですがアメリカではアマゾンと比較されているようです。同社のパトリックバーンCEOは、
「小売事業を売却してブロックチェーン事業にフォーカスしようかと思っている」
と語るほど仮想通貨に関心がある人物です。
さて、著名な投資家のソロスが仮想通貨市場に参戦となると、今の重苦しい雰囲気が少しは改善されるでしょうか。
マネックス証券がCCを買収
そしてすでに報道されていますが、6日、インターネット証券のマネックスグループが仮想通貨交換業者のコインチェックを買収することが発表されました。
マネックスはコインチェックを36億円で全株式を取得し、完全子会社化するということです。
コインチェックの代表取締役には勝屋敏彦COOが派遣され経営に携ります。
コインチェックの和田晃一良社長と大塚雄介取締役COOは通貨流出の責任を取り退任となります。
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魅力は失われず
伝わっている情報によるとコインチェックには複数の会社から買収提案があったようです。マネックスの松本大CEOは数年前から仮想通貨の取引をコインチェックで行っていたようです。
そういったこともあってかどうか、とにかくマネックスが買収しました。
今はビットコインの価格は大きく下落していて仮想通貨全体が暗い雰囲気ですが、やはりこの市場全体ではまだまだ魅力的なのでしょうね。
2018年のここまでの市場全体はお寒いものですが、これから盛り返してもらいたいものです。