カミソリに1000億。ユニリーバがヒゲ剃り定期便のユニコーン企業を買収

こんにちは。Mayです。

今回はヒゲ剃りをサブスクリプションしたダラー・シェイブ・クラブを紹介します。

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目次

寡占分野に切り込んだダラー・シェイブ・クラブ

ダラーシェイブクラブ

アイデア一つでビジネスになるんですね。たとえそれが寡占分野であっても。カミソリの刃のサブスクリプションです。

定期便はカミソリの刃

「ダラー・シェイブ・クラブ(DOLLAR SHAVE CLUB)」は2012年、マイケル・デュビンがカリフォルニア州ヴェニスで創業した会社です。

マイケル・デュビン DOLLAR SHAVE CLUB
http://forbesjapan.com/articles/detail/13021

当初は「カミソリの刃」を定期的に郵送するだけの企業としてスタートしました。

現在は男性用スキンケア、ヘアケア商品なども展開していますが、ダラー・シェイブ・クラブはカミソリのイメージが強い企業です。

オンラインで取り扱っているカミソリは3種類。それぞれ1ドル〜9ドルほどの価格で、定期購入サービスを実施しています。

DOLLAR SHAVE CLUB カミソリ
出典:Dollar Shave Club

カミソリの刃は儲かるのか

10ドルもしないカミソリの刃が儲かるのか疑問、という心配は無用です。

男性にとってカミソリは女性の化粧品と同じです。高価でなくても常に必要なものです。高価でないため一度購入すれば同じメーカーのものを使い続けることが多いです。

著名投資家で大富豪のウォーレン・バフェットは男性用ひげ剃りメーカー『ジレッド』の株を購入していました。

ひげ剃りという寡占分野と、一度購入するとそのメーカーを使い続けるといういわゆるサブスクリプションで安定的に利益をあげられることに着目していました。

ダラー・シェイブ・クラブはその低価格路線が人気となり、2016年の時点で会員数は320万人を超えています。

スタート時の売上げは400万ドルでしたが、2015年の売上げは1億5200万ドル以上となりました。2016年の売上げは2億4000万ドルほどと推定されています。

成長を続けるダラー・シェイブ・クラブ

現在カミソリ市場を占める大手は『ジレッド』を傘下に持つP&Gであり、その割合は60%以上です。他にも『シック』などブランドもあります。

『ジレッド』は2015年からカミソリの定期購入サービスを始めています。

ダラー・シェイブ・クラブは2015年のアメリカでのカミソリ市場はシェア16%ネット通販市場では69%というデータがあります。

ヒゲ剃りという収益性の高い寡占分野にP&Gと双璧を成すユニリーバがダラー・シェイブ・クラブを買収することでまさに「切り込む」ことが可能となります。

ダラー・シェイブ・クラブのサービスを利用できるのはまだ少ない地域ですが、ユニリーバによって世界ブランドになる可能性もあります。買収後もダラー・シェイブ・クラブの体制はそのまま継続されています。

2019年には400万人のサブスクライバー数を手にすることができました。顧客としては十分な数で企業露出効果も期待できそうです。

現在ではヒゲ剃りの替刃だけではなく、男性スキンケアブラントとしてダラー・シェイブ・クラブは成長を続けています。

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