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米雇用統計
米国の7月雇用統計は市場予想を上回りました。失業率は完全雇用に近い4.3%でした。
一方、注目の賃金は伸び悩んでいる状態です。
人材不足
4日に発表された米国の非農業部門雇用車数は市場予想の18万3000人を上回る20万9000人となりました。
失業率は4.3%と低水準の状態です。
FRBの一部の関係者は雇用統計について、プラス8万人あれば十分な水準としています。これは採用したい人材がいないという、人手不足の状態になりつつあります。
時間あたりの賃金は前年同月比で2.5%増でしたが、6月と同じ伸びでした。
FOMCの9月の利上げ確率は4日時点で16.0%となっています。
9月は利上げよりバランスシート縮小を開始し、利上げは見送り。年内もう一度利上げがあるとすれば12月となりそうです。